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“江崎道朗氏”アメリカのこと左派、保守派のことなどとても良くわかりました。。


【速報版】江崎道朗氏出版記念講演『マスコミが報じないトランプ台頭の秘密』(フルバージョン)2016/12/23 天皇誕生日


内容要約(概要ですが掲載します)くわしくは動画をごらんください。)


基本的視線 マスコミが報じないトランプ台頭の秘密


① アメリカは一枚岩ではない、
ストロングジャパン派とウイークジャパン派がいる
② 第二次大戦後のアメリカの政治構造
「ニューデイル連合」 対 「草の根保守主義運動」
アメリカのマスコミも左翼が多数派、アメリカには朝日新聞と赤旗ばかりで産経新聞もない
重要なのはアメリカの保守派や軍関係の人たちがトランプやアメリカをどう見ているのか
今のアメリカを見、政治というものをどう考えているのか。


30代の時からつきあっているアメリカ軍の関係者のみなさんとか、商売をやっている友人たちは、“トランプはちゃんとしたやつだ”と、アメリカの左翼の人たちのいう、“トランプはキワモノだという風に見てゆくと、日米関係が間違った方向になってゆくので、トランプについて正しい分析をしておいたほうがいいんじゃないの”彼らが僕に言って来ました、今は便利なことに携帯とか、SNSとかがんがん情報がとどくようになりました。
○○の先生が“そういうことが解っているのであれば、本にした方がいい”と言われましたが、しかしこれはアメリカの保守派の人たちにとっては、常識の話なので、別に本にする必要はないのではないかと、思ってきたのですが、“そんなことは無い、きちんと本にしたほうがいい”とのことで出版しました。
つづく


“”アメリカは一枚岩ではない“”
ざっくり言って ロングジャパン派ウイークジャパン派に分かれる
共和党の中にも野中広務のような人もいるわけで、ああいう人たちの言っていることがゴッチャにされて “”アメリカけしからん“”となったりするわけです、


「ニューディール連合」→ 戦後レジウム、現行憲法を日本に押し付けた人たち、ソ連寄り、朝日新聞的、労働組合、左翼マスコミ→このグループがいわゆる民主党をささえている


「草の根保守主義運動」→グラスルーツムーブメント、自分の身は自分で守りましょう、福祉に頼るのではなく、自分で作って行きましょう、家族を大事に、神様を大事に、軍人に対し敬意をはらう、草の根保守主義運動の人たちが全部共和党指示ではない、たとえば安倍さんの時は応援するが谷垣さんの時は応援しない、というようなグループ


この二つの体制の中でアメリカは動いている、基本的にはニューディル連合のほうが政治的には圧倒的に優勢である、日本もアメリカもヨーロッパも第二次大戦後は保守は負け続けている、
実は日本以上にアメリカのメディアのほうがひどい、
アメリカの保守派の人たちが唯一発言できるところはラジオ番組SNS


この基本的なことをアメリカの政治史を学んでいる人は、みんな知っている、しかし知ってはいるのだけどなぜか言わないのです。アメリカにいる何人かの人に聞いたら、皆さんが言うには、このような本当のことを書いちゃうとワシントンでも特派員としての仕事ができない、さまざまな所からの情報がもらえなくなる、だから商売あがったりになる、だからそういうことは書けない、
何が言いたいのかというと、われわれは左翼のアメリカしか報じてもらっていない、保守のアメリカというもう一つのアメリカを全く日本では報じてもらっていない。じゃあなぜ僕がそういうことを知っているかというと、アメリカの軍のインテリゼンスオフィサー(情報将校)とむかしから付き合いがあって、彼らがアメリカのマスコミの批判をとうとうとする、たとえばCNNこれをコミニストニュースネットワークと言っている、かれらはわれわれ軍のちょっとしたミスや間違いを大きく報道する。“”それは日本の朝日新聞と同じだ“”というと、“”日本にもそういうコミニストネットワークがあるのか“”という、それくらいわれわれもアメリカのことを知らないし、アメリカの保守系の人も軍の人も日本のことを知らない、
そのうえでトランプが何で勝ったのかというと、


一番大きな要因
 オバマ民主党政権がだめだった、それは何がだめだったのかと言うと、これは藤井厳喜先生も言っていますが、経済政策がぐちゃぐちゃでした、どういうことが問題かというと、中間層の経済低迷、、、1960年代と70年代、アメリカ大企業の利益の約四割は設備投資と研究開発と賃金上昇に充てられ残りの約五割が株主に配分されていた、しかし1990年代のクリントン政権時に株主に分配される比率が急上昇し、最近では毎年の企業利益の九割以上が配当増加と株価吊り上げのための自社株買戻しによって株主に分配されている、その一方、設備投資、研究開発賃金上昇に充てられる企業利益は、たった六%程度になってしまった。ではこういう仕組みを作ったのは誰かというとヒラリーの夫クリントンです、クリントンは自分の裁判のこともあって、ニューヨークマネーよりお金をもらって、金融資本家よりお金をもらって、法律をドンドン変えてしまった、
その結果中間層がだめになった。まともに働いている人はいくら収益があがっても給料が上がらない、そういう仕組みを是正しようとオバマが出てきた、でも、オバマは何をやったかというと、同じようにニューヨークマネーから金をもらって、こういうことに全く手をつけなかった、だからやっぱりオバマは労働者のみかたじゃない、これって日本の民主党と一緒ですよ、政治というのはイデオロギーの問題はありますが、やはり生活がきびしいというような所で政治は動くところなのです、
二番目の要因
 軍人達がトランプを応援した、今年2月アメリカ軍人、退役軍人90名ちかくが ‘’われわれはトランプを指示する‘’ とわざわざ声明を出した、たとえ退役したとはいっても軍人たちが特定の候補を応援するということは異例のことであった、軍というのは政治的には中立でないといけない、にもかかわらず軍人がこういったことを言った背景には、オバマは軍事費を徹底的にけずった、オバマ政権に批判的な人をかたっぱしから首にした、日本の民主党もおなじことをやった、あれと同じ構図です、もっとひどいことをオバマ政権はやった、それでなおかつアメリカはもう世界の警察官ではありませんと言った、それで喜んだのは中国、中国が軍事基地を造る事をやめさせるようオバマに進言したがオバマはNOでした中国の南シナ海進出を容認する政策をやっていた、具体的にどういうことかと言うと埋め立てをしています、これをやるには膨大な土砂が必要、これをどこからもってきたのか、たぶんインドネシアから、インドネシアの華僑系の業者とくんで大量の土砂を運んでくるのです、この土砂を運ぶ船を動かないようにすれば、埋め立てできない基地を造ることが出来ない、この船が動けないようにアメリカ軍がパトロールすればいい、それさえオバマ政権は許さなかった、オバマは中国の南シナ海進出を容認する政策をやった、そして中国がやりたい放題になった、そして軍事費をドンドン削り大量の軍人がリストラされた、


アメリカの軍人が言うには、オバマのやっていることはアメリカ封じ込め政策でアメリカから出て行けないようにしている。中国がやりたい放題にする政策をやっている、こうやってアジア太平洋が危険になっていった、これによってリスクを背負うのは軍人たちである。軍事費削減、軍人のリストラを大々的にした。
オバマがなぜこのようにめちゃくちゃなことをやっているのか、このことについて保守派の有名な ティネシュ・デスーザ(キングスカレッジ学長)が徹底的に調べた結果、彼の両親は共産主義者で本人も社会主義者、高校時代の指導者がアメリカ共産党員であった、共産主義に共感する父母、自らも社会主義に傾倒していた。
オバマの真のイデオロギー的理念は米国がアフリカなどの開発途上国から搾取した植民地主義の結果の是正であり、そのために米国の力や富を相対的に減らすことを意図している。
このティネシュ・デスーザ(キングスカレッジ学長が「オバマのアメリカ」というドキュメンタリー映像がアメリカで大ヒットした、日本で紹介したのは○○のみ、「ヒラリーのアメリカ」もつくった、アマゾンで有料で見ることができる。。。


など、など 興味深い内容です、このようなことはしりませんでした。。大変勉強になります。
それで、マスコミが報じないトランプ台頭の秘密」
青林堂 江崎道朗著 
アマゾン中古購入しました。



【江崎道朗氏講演会】トランプ政権の対中・北朝鮮政策と日本の課題 吉田康一郎政治経済勉強会/日本のこころタウンミーティング 2017/4/24