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※ CIAが仕掛けた米朝首脳会談 ※



※ ブログ主 ポンペオもボルトンもネオコンです、いつ戦争が始まるか?かれらの腹はわかりません。



CIAが仕掛けた米朝首脳会談


及川幸久氏解説より


トランプと金ジョンウンの米朝首脳会談が5月上旬に開かれる、これは韓国が仲介して開かれたといわれているが、この米朝首脳会談を本当に仕掛けたのはCIAであった、CIAによって昨年から対話を重ねてきた、北欧、フィンランドとかスウェーデンにおいて米朝それぞれの代表が会って会談を行ってきた、これはアメリカにおいてに公式に公表された、


たとえばワシントンのシンクタンクの人物元CIAの調査官が北の考え方がこうだったとマスコミに言っている。
このようにトランプ政権の北朝鮮に対する政策が何だったかと言うと大規模圧力戦略(Massive pressure strategy)、一つは経済制裁もう一つは軍事圧力、この二つで最大限に圧力をかけ、おいこみながら同時にもうひとつの対話を行うということでしした。


このCIAによる会談が形になってきたのが今年2月の平昌五輪で行われる予定であった米朝首脳会談でした
2月10日に北朝鮮の金ジョンウンの妹金ヨジョン、キムジョンナムこの二人ととアメリカ側の代表のペンス副大統領、この両者が韓国で会談を行う予定でした、これは北朝鮮側がアメリカに申し込んでいました、これを受けようと最終判断したのがトランプ大統領でした、


しかし両側のナンバー2にあたる人達の会談は急遽北朝鮮側によってキャンセルされました。しかし平昌五輪の終了した直後にトランプ大統領にぜひ会談をやってほしいと申し出をしているのです、これはトランプ大統領自身のツイッターで公にしています。


この会談を仕掛けたのはCIAだったのです。
CIAに長官であったマイク・ポンぺオが次期国務長官になりました、


ではこのポンペオという人の考え方はどうなのでしょうか、今年の一月、国務長官に任命される前の講演で、「北朝鮮は核ミサイル特にアメリカに届く核を搭載されたICBMが完成されたその後、北朝鮮はこの核搭載できるICBMを複数量産する計画である、これを何が何でも止めなければならない、」と言っていました、


そのあと新しい国務長官に任命されました、国務長官就任には上院の承認が必要です、そして4月12日上院でヒアリングが行われたのです、軍事委員会が中心になってポンペオに質問しました、このヒアリングの前にポンペオは上院に対して自分の考え方をペーパーにして提出しています。


「自分が軍事強硬派(Hawk)と言われることについて、私と一度も会ったことのないジャーナリストがレッテルを貼ってくる、わたしは戦争を最も恐れているのは制服を着ている軍人たちである、戦争というのはありとあらゆる外交手段の中で最終手段である、わたしは若い軍人を戦争に送ることよりも、外交的手段をもってこの目標を達成することを優先したいと考えます」と語りました。


CIA長官として昨年からやってきた、このポンペオの戦略というのは最大限の圧力をかけつつ秘密裡に対話を続けるというのがポンペオの戦略だったのです、


トランプの新しい人事で安全保障補佐官としてジョン・ボルトンがすでに任命されています、ジョン・ボルトンとポンペオふたりともHAWKといわれていますがもう一つ共通点があります、反イラン核合意であるということです、


アメリカにとって北朝鮮問題ともう一つ大きな問題としてイランの核合意をどうするかということです、ポンペオもボルトンも二人ともオバマ政権の時にやったこの核合意というのはとんでもないことであるということで、改めるべきだと考えています、そしてこの合意を更新する時期がもうすぐやっていきます、この更新のまえにトランプはこの二人を新しく人事しました、トランプが前の国務長官ティラーソンを解任してポンペオを入れた理由として一つだけ言っているのはイランの核合意に対する考え方がトランプとティラーソンとは違っていたと言っていました。


このイランの核についての問題は大きいのです、イランと北朝鮮がつながっているからです、北朝鮮の核とICBMが本当に完成したら、これはイランに行くそしてイランだけではなく中東のエジプトやサウジアラビヤやISISやアルカイダやテロリストにも行くであろうし彼らが買うだろう、だからこの北朝鮮の問題もイランの問題も大変重要だということです。


ではなぜ金正恩はトランプに会談を申し込んできたのだろうか?


一つはアメリカがやってきた経済制裁が大きかったと考えられます
もう一つはアメリカの昨年9月北朝鮮上空にB1B爆撃機を進入させました、しかし北朝鮮はこれを察知できず撃ち落とすことができませんでした、北朝鮮のレーダーはこれを察知できませんでした、このことが本当に自分の斬首作戦の脅威を実感したので、対話路線に変わったとのことです、


ジェームス・マティス国防長官はこういっています、「あくまで外交主導である、しかしその外交というのは軍事力によって裏ずけされた外交である」トランプ政権のゴールはそれは戦争することがゴールではない、しかし北朝鮮の融和路線にのっかったわけではない、北朝鮮の時間稼ぎにはまるわけではない、このような時間稼ぎをトランプは最もおそれています。